レビュー

codename312005-03-15

あずみ2(ネタバレ警報)

宣言通り見てきましたが、予想通りのデキで・・・w
まず言いたいのは、最後の決闘のシーンいる?ってこと。っていうか意味分からなくないですか?なんで目の前で自軍の将討たせたりするのか。しかもその理由が「わし(真田昌幸)が勝手に起こした騒ぎだからオマエラには関係ない!わしが決着を付ける!」とか息子と家来の前で言い放って、最強と分かってる刺客あずみ(上戸彩)と相対するんですよ。全然関係なくないだろ!おいおい誰かおいさめしろよ、と。これから徳川と天下分け目の大戦さしようって時に、「愛する空如を殺された恨み」とか妄言吐いちゃってる比類なき名将に水ぶっかけて説教のひとつでもしろ、と。
井上勘兵衛の存在意義とか、空如の衣装とかも意味不明ですし、あずみサイドもちょっと・・・
今回は女・あずみの恋がテーマらしいんですが(副題がDeath or Love)、同じ役者使ったところで銀閣(小栗旬)にそれほど感情移入できませんでしたよ。というのも銀閣がどんな奴かとか、あずみとの恋愛模様が全く丁寧に描かれていないし、むしろ遠藤憲一が演じた金閣の方が印象残ってるくらいで(前作とほとんど同じキャラクターですが楽しかったです)。前作から見てる側の感情移入の度合いで言うなら、銀閣よりも仲間のながら(石垣佑磨)のほうが全然強いんですけど、結構軽めに扱われてサヨナラだし。
それに栗山千明は幼少の頃から敵方に忍び入って、寸前で使命(天海僧正暗殺)を果たせるって時になんたる無謀なムーヴ。アンタ何年耐え忍んできたんだYO!もっと動くタイミング考えろYO!って。
あずみ2を採点するなら、五段階で★2つってところでしょうか。遠藤憲一の存在感と上戸彩の太ももに★ひとつずつw