11日目
練習試合 vs北海道日本ハムファイターズ(2/13 at 宜野座村野球場)
テーブルスコア(阪神×日本ハム 練習試合第2戦)
http://hamanaka31.hp.infoseek.co.jp/results_pre-season05.html
見るべきところが少なかったですね。投手陣も打撃陣も疲れはあるんだろうけど、ちょっと不甲斐ない。特に残り1の先発枠に向けてアピールしなくてはいけない、筒井・金沢・前川の3人が揃いも揃って炎上しました。
筒井は相変わらず精神面の脆さが顔を覗いて、初回先頭バッターに与えた四球から崩れていきました。精神面の弱さは克服してもらわないとねぇ・・・上じゃなかなか使えないですよ。
金沢は初めの2回はいいピッチングしてたんだけど、突如3イニングス目に崩れました。本人は「藪さんが抜けた後の穴はボクが埋める!」って意気込んでるようですけど、突発性炎上症候群まで引き継ぐのはどうも・・・
前川は全然キレがなかったですね。やっぱり中1日*1が響いてたんでしょうか。今の状態じゃ去年のようになる可能性が高そうです。同い年なので、もう一花咲かせて欲しいんですが・・・
外国人枠
スペンサーの現時点での低評価で外国人枠争いが混沌としてきました。
現在1軍枠にほぼ確定してるのが、阪神3年目のジェフ・ウィリアムス、広島から移籍してきた日本野球3年目のアンディ・シーツ、そして新戦力のジェイミー・ブラウンの3人です。
残り1枠を前記のシェーン・スペンサーとダーウィン・クビアンが争うことになりますが、正直両者ともいまひとつ決め手不足です。というのはスペンサーにしてもダーウィンにしても、与えられるであろう持ち場で最高の選手ではないということです。
スペンサーのポジションは外野のライトフィールドになるでしょうが、そこにはもう何年も自分の持ち場を守り続けている桧山進次郎がいます。スペンサーの体型から推測するに、彼に守備面の期待は一切かけられないでしょう。翻って桧山には大甲子園の浜風までもを知り尽くした守備があります。打撃の比較はまだ難しいですが、桧山なら最低打率2割9分〜3割、20本塁打、80打点は計算できます。加えて桧山のファンからの人気は絶大です。もし岡田監督が去年鳥谷にこだわりすぎ、藤本を冷遇したような起用を今年桧山にしたら、それはそれで大変なことになるでしょう。
といった観点から、スペンサーを無理に1軍に置いてライトで使うのは得策ではないどころか、新たな火種になりかねない気がします。
ダーウィンに関して言えば、彼はおそらくセットアッパーをやらされると思いますが、そこにはもう藤川球児と桟原将司がいます。こんなことを言ってもなんの意味もありませんが、ダーウィンが左投げだったら良かったんですけどね・・・現時点で計算できる左のセットアッパーがジェフしかいないというのはかなり頭の痛い現実です。吉野にしても中村泰広にしても、まだ厳しい。
まぁしかし中継ぎに関しては何人居ても支障はないので、今の段階ではやはりダーウィンを1軍枠に入れるのがいいように思いますがいかかでしょう・・・